ごあいさつ

　1988年、海外の展示会でイージーリフト(VacuEasylift)と出会い、私の人生は大きく変わりました。当時商社に勤めていた私は、産業用ロボットやエアーバランサーなどのマテハン装置を販売していましたが、イージーリフトは真空の力だけで重量物を持ち上げるという、それまでの私の常識では考えられないシンプルな構造、操作のしやすさ等に驚くと同時に、運命的なものを感じるほどに、イージーリフトに心を奪われました。
　イージーリフトに一目惚れした私は商社を退職し、スウェーデンのメーカー（当時はCONVACOR　AB）と交渉してイージーリフトの輸入・販売をスタートさせました。当時はバブル真っ盛りの時代で、同年秋に初めて東京の展示会に出展したところ大反響で、全国のユーザー様、商社様から多くの引き合いを頂き、車にデモ機を積んで全国津々浦々、キャラバンの旅を続けました。行く先々のデモで、イージーリフトの使いやすさにびっくりされるお客様、導入されて、これで仕事がすごく楽になると感謝の言葉をくださるお客様を目の当たりにして、この仕事を始めてよかったと感じる日々が続きました。
その後、多くの方々がイージーリフトに魅了され、ある方は会社を辞めて販売会社を作られたり、毎月のようにリピートオーダーをいただけるユーザー様であったり、多くの方々に支えられながら、また引っ張っていただいたおかげで、バブル崩壊や、リーマンショックなどを経験しながらも今日まで順調に事業を継続・拡大することができました。
　今までこの事業を続けてきて、また今後も続けるにあたり、常に心がけてきたことがあります。
１． 輸入した標準品をそのまま販売するのではなく、可能な限り、ユーザー様それぞれのご要望に応えて、改造・改良などの特注対応を日本独自に行う。
２． 輸入品に対する、ユーザー様や販売店様の不安をなくすため、常に十分な在庫を持ち、部品の即日出荷体制を維持する。
　常に十分な在庫を持つという事は、一般的な効率経営に逆行する行為と受け取られることもあるかと思いますが、私は、これが弊社の大きな強みの一つだという信念のもと、今後も販売店様に安心して売っていただくため、ユーザー様に安心して使っていただくために、在庫の拡充は継続していきます。
　また、スウェーデンのメーカー(TAWI AB)がM＆Aなどを経て、近年取扱商品がどんどん増えてきて、今までの工場分野が主体であった商品群から、物流分野に向けた新商品がどんどん開発され、弊社にとっても新商品、新分野への取り組みが急務となってきました。日本のユーザー様に安心して使っていただくという基本方針を守りつつ、今後の変化にもしっかりと対応していく所存です。

代表取締役　阪口洋行

---

会社概要

---

沿革

---

アクセス

　　　JR放出駅より　徒歩10分